糖尿病|江戸川区西小岩で内科・小児科中心に診療を行なう 生生医院

03-3657-6151

【受付時間】9:00~11:45/15:30~18:45
【休診日】木、日、第5水曜の午後

糖尿病

糖尿病

糖尿病とはどんな病気?

糖尿病とはどんな病気?

インスリンの作用不足によって血糖値が高くなります

ご飯、パン、果物、アルコールなどに含まれている「糖質」が消化吸収されると「ブドウ糖」になり血液を介して全身に運ばれます。この血液中のブドウ糖を「血糖」と言います。
インスリンは、膵臓で作り出されるホルモンで、血糖をグリコーゲンに変えて肝臓に蓄えたり、筋肉など体を動かすエネルギー源に変えたり、たんぱく質や脂肪の合成を促進したりと、血糖をコントロールする働きをもちます。
このインスリンが欠乏したりまたは作用の不足したりすると、血糖の代謝に異常が起こり、慢性的に高血糖値状態が続きます。これが糖尿病です。

糖尿病のタイプ

  • 1型糖尿病膵臓のβ細胞が免疫の異常などが原因で破壊された結果、インスリンを分泌することができなくなり、急激な高血糖値となって発症するタイプです。
    幼児から15歳以下の小児期に比較的急激に発症することが多く、かつて「若年型糖尿病」とも呼ばれていました。

  • 2型糖尿病インスリンの分泌量が低下しているか、インスリンの血糖を下げる作用が弱くなって発症するタイプです。
    遺伝素因のほかに、エネルギーの過剰摂取や栄養の偏った食生活、運動不足、ストレスなどが大きくかかわっています。
    日本人の糖尿病の約90%が2型糖尿病を占めています。40歳以降に発症することが多いのですが、肥満児の増加と共に10代から発症する子供にも、このタイプの糖尿病が増えています。

  • その他のタイプ上記2つのタイプの糖尿病のほかに、遺伝子異常によることが明らかになった糖尿病や、他の病気や薬の副作用の結果、インスリンの分泌がなくなったり、その働きが妨害されて引き起こされる糖尿病もあります。

  • 妊娠糖尿病妊娠中に発見された糖尿病で、新生児に合併症が出ることもあります。

糖尿病の症状と合併症

糖尿病の自覚症状は、ほとんどありません

糖尿病の自覚症状は、ほとんどありません

糖尿病は、初期のうちはまったく自覚症状がありません。そのため、いつから病気にかかったのかよくわからない人が多いですが、「だるい」「疲れやすい」「のどが渇く」「尿の量や回数が多い」「食べてもやせる」「性欲減退」「勃起不全」などといった症状が現れてきたら要注意です。

糖尿病を放っておくと、合併症を起こす危険性が!

糖尿病がなぜ恐ろしい病気なのかというと、網膜症、腎症、神経障害の三大合併症をはじめとするさまざまな合併症を起こし、脳卒中や心筋梗塞など生命に関わる病気を起こしやすくなるからです。

糖尿病にみられる主な合併症

  • 糖尿病性網膜症血糖のコントロールの悪い状態が続き、眼底にある網膜の毛細血管がもろくなって冒され視覚障害が起こります。現在、後天性の失明原因の第一位となっています。

  • 糖尿病性腎症血糖値が高い状態が続くと、腎臓の中の血管が冒され腎機能が低下し、尿の中にたんぱくが出たり、むくみなどの症状が起こります。
    さらに進行すると、食欲不振、吐き気、貧血など尿毒症や腎不全となり、機械で血液の不要な成分をろ過して尿を作る人口透析が必要になってきます。

  • 糖尿病性神経障害三大合併症の中で最も多く、早くから出てくる合併症です。
    毛細血管の障害で神経に十分栄養が送れなくなったり、代謝の乱れのため神経線維の中にいろいろな物質がたまるなどして、神経が変性するためにさまざまな症状が起こります。糖尿病性神経障害は、大きく抹消神経障害と自立神経障害に分けられます。
    抹消神経障害は、足先や手先にしびれ、痛みを感じる、感覚の低下により痛みの感覚が麻痺する、夜眠れないなどの症状が起こります。
    自立神経障害は、便秘や下痢、立ちくらみ、排尿困難、胃腸の不調、勃起不全などの症状が起こります。

  • その他の合併症脳梗塞、狭心症、心筋梗塞、下肢閉寒性動脈硬化症、糖尿病性壊疽、感染症など、糖尿病は全身にいろいろな合併症を引き起こす危険性があるのです。

糖尿病かどうかを知るには検査が基本

職場の「生活習慣病(成人病)健診」や「定期検診」は、糖尿病を発見するのに最もよいチャンスです。このような機会のない主婦や自営業、自由業の人たちは、年に一度は自治体が行っている検診などを利用しましょう。
疑わしい検査結果が出たときは、放置せず、指示に従って精密検査を受けるか治療を開始することが大切です。

糖尿病の検査

  • 尿糖検査血糖値が高くなると、ブドウ糖が尿中に出てきます。
    食後2~3時間で採った尿には最も糖が出やすく、空腹時の尿では糖が出にくい為、尿糖は食事の影響で結果も変わってきます。このため、尿糖検査だけでは判断できません。

  • 血糖検査採血して血糖値を測る検査です。
    普段の血糖値(随時血糖)、何も食べていない状態の血糖値(空腹時血糖)、ブドウ糖を飲んだ後の血糖値(ブドウ糖負荷試験)の3つを測ります。
    下図は、血糖検査の流れとなります。

    血糖検査の流れ
  • グリコヘモグロビン(HbA1C)検査赤血球のたんぱく質の主要成分ヘモグロビンとブドウ糖が結合したものをグリコヘモグロビンと言い、この割合を測る検査です。過去1~2カ月間の平均血糖値を推定することができ、長期の血糖コントロール状態が判断できます。
    グリコヘモグロビンの正常値は4.3~5.8%で、6.5%以上であればほぼ糖尿病と判断されます。

  • グリコアルブミン検査血液中のたんぱく質の主要成分アルブミンとブドウ糖が結合したものをグリコアルブミンと言い、この割合を測る検査です。過去1~2週間の平均血糖値を推定することができ、短期の血糖コントロール状態が判断できます。
    グリコアルブミンの正常値は12.4~16.3%で、これより高ければ血糖値が高い状態が続いているということです。

  • 合併症の検査眼底、たんぱく尿、腎機能検査、神経機能検査、血清脂質、心電図などの検査を行います。

糖尿病の治療

糖尿病の治療

糖尿病は、慢性の病気であり、しかも全身の病気です。短期間だけ薬を飲めば治るというものではありません。ひとたび発症すれば、一生つきあう覚悟が必要です。
しかし、糖尿病の人も、ふだん血糖コントロールを十分に行っていれば、健康な人と同じように日常生活が送ることができます。

  • 食事療法まずはこれまでの食生活を見直し、適当なエネルギー量とバランスのとれた栄養を取り、朝・昼・夕と規則正しく取りましょう。

  • 運動療法まずはメディカルチェックを受けて、運動をしても差し支えないか調べます。運動量、運動方法など医師に相談することが大切です。
    無理なく、どこでもできる有酸素運動を取り入れ、一定時間持続する運動をしましょう。

  • 薬物療法食事療法・運動療法を行っていても血糖値が下がらない場合は、薬物療法が考慮されます。
    薬物療法は、経口血糖降下剤の服用とインスリン注射に大別されます。治療方法は患者さんによって異なりますので、必ず医師に相談しましょう。

  • スタッフ募集
    スタッフ募集
  • 予診票 予診票

医療法人社団 生生会 生生医院